2年生になりました。

市議会議員2年目に突入しました。
たくさんの方々の力を借りて、私の市議会議員としての活動が始まったのが、昨年の昨日――当選証書の交付式だったのです。

この1年間で少しずつ身につけてきた議員としてのスキルをさらに磨き上げ、市民のみなさんが誇りに思える南足柄を取り戻せるよう尽力してまいります。 

有事の際、議員の動きは制限される

さて、留まるところを知らない新型コロナウイルス感染拡大による市民生活への影響。実は、私たちも「不要不急の外出は控えてください」と議会事務局に釘を刺されているのです。

市議会議員は市民の代表として議会に出席して行政から上程される議題を審議することが一番の仕事であり、その議会を開くためには、総議員の半数の出席(これを定足数といいます)が必要です。
うかうかとどこかでコロナウイルスに感染し、それが議会に拡がってしまったら、また市の職員に移してしまったら、市議会や市の機能が停止してしまう。
それらを避けなければならないからです。

他にも、議員は担当課に電話をしたり直接出向いたりして、市民の声を直接届けるともしています。議会で質問するよりも、一早く市民の声を行政に届けることができるので、こちらの方に議員として手応えを感じている人もいます。
しかしながら、有事の際は、直接担当課へ問い合わせることは自粛させられます。16人の議員がバラバラに押しかけると、現場の仕事を増やしたり、混乱させたりすることがあるからです。
そのため、議員が受けた市民からの声は、一度議会で集約し、担当課へ届けるという手続きを踏むことになります。(もちろん、急を要する案件については、議会事務局長がすぐに担当課へ伝えてくれますが……。)

こういう時こそ、初心に返る

議員が直接担当課へ問い合わせることができないということに対しては、多くの議員がもモヤモヤした思いを抱えています。しかし、こういう時こそ、私は初心に立ち返ることが大切だと思っています。

私がこの職に就く前だったら、何を求めていただろうか?――できるだけ早い10万円の給付だ。南足柄市が4/23から設けたコールセンターでも、やはりその問い合わせが多い模様です。
政府は当初、出来るだけ自治体に負担をかけないように……と言っていたものの、結局その支給は市町村が担うことになりました。市役所では現在、新型コロナ感染拡大防止のために、交代勤務を実施しています。人員が削減された中、通常業務を行いつつ、コロナ対策にかかる仕事もこなさなくてはなりません。
そこに、議員がパラパラと問い合わせに来たら、仕事がなかなか進みません。結果、給付が遅れるなんてことになったら、議員よ、無駄に動いてくれるなとイライラすると思うのです。

市民のために!という言葉にまどわされない

何が市民のためになるのか?という思いは、えてして独りよがりになりやすいものです。
だから、私は「利他は自利の上に成る」と考え、それを戒めとしています。すなわち、人のためという考え方も、実は自分のためであるということです。
例えば「市民一人ひとりのために、良いまちづくりをしたい」という文の文末に用いられている「たい」は、紛れもなく話者の希望の助動詞なのです。

きれいごとは言うまい。人のために働きたいという自分のために動いているんだという謙虚さを忘れず、耳に届く声はもちろん、届かない声まで(サイレントマジョリティに関しては以前から言及していましたが)想像できる議員でありたいと思います。