選挙期間中にしてもいいこと、悪いこと。

統一地方選の後半戦が、まもなく始まります。
選挙は、「公職選挙法」という法律の範囲内で実施されるのですが、この法律が複雑怪奇で、選挙に出る人だけでなく、それを応援する人をも困らせています。
特にネット選挙が解禁され、誰もが選挙について自由に発信することができるようになった今、一人一人が慎重に、でも積極的に発信していかなければなりません。

今回はあらゆる候補者を応援してくれる皆さんへ、選挙期間中にやっていいことと悪いことをお伝えしておこうと思います。
「うぇ〜、めんどくせぇ〜」と思っているでしょう?
安心してください、私もです。

① SNSでの情報の拡散は、告示日から投開票日の前日まで

SNSつまりTwitter 、Facebook 、Instagram 、LINEなどを使って、支持している候補者について書き込んだり、リツイートやシェアしたりして、投票を促すことができます。

今回はの選挙運動期間は、告示日である4月14日(日)〜20日(土)まで。特に最終日の夜には細心の注意を払ってください。
通信状況が悪かったりして、投稿の日付が0.1秒でも超えてしまったらNGです。よって、ギリギリの投稿は控えるようにしましょう。

②投票を依頼する旨のメッセージは、SNSを介した個別メッセージはOKだが、電子メールはNG

「今度の選挙、○○さんに一票いれてね!」という、特定の候補者への投票を依頼する旨のメッセージは、SNSを介した個別メッセージ(TwitterやInstagramのダイレクトメッセージ、FacebookのMessengerなど)で友人・知人に送ることができます。

しかしながら、yahooメールやGmailなどの電子メールで送るのは、候補者本人のみ許可されていて、支援者はNGです。

➂データのシェアはOKだが、印刷して渡すのはNG

候補者のウェブサイトやウェブサイト上から拾ってきた討議資料やビラなどを、リンクやコピペの形でSNS等で拡散することは認められています(ただし、自分の連絡先がわかる状態にしておかないといけない)が、プリントアウトして他の人に渡すのはアウトです。

情報技術に疎い方には紙ベースで手渡ししたいところです。紙ベースで手にできるのは、選挙公報と市議選では今回から解禁となった選挙ビラだけです。
ただし、ビラには必ず選挙管理委員会から交付される証紙が貼ってあり、演説のときまたは新聞折込で手に入れるしかありません。

④選挙事務所に激励に行くときに、持って行っていいもの、いけないもの

応援している候補者の選挙事務所に差し入れを!と思われる方も多いと思いますが、飲食物の提供は禁止されています。
ちなみに「飲食物」とは、料理、弁当、酒、ビール、サイダー等の清涼飲料水、菓子、果物などを言います。

これらは、市民が差し入れるのも、選挙事務所が市民に振る舞うのもNGです。
ただし、「湯茶及びこれに伴い通常用いられる程度の菓子」は許されているので、お茶やせんべい、まんじゅう等のお茶うけ程度のもの、みかんやりんごといった果物は差し入れても振舞ってもOKとされています。

ちなみに、候補者への金銭の寄付は行うことができます。
さらに、選挙が終われば、当選祝いとしてお酒を差し入れることも可能です。(それをみんなに振る舞うのはNGですが…)

参政権をフル活用しよう!

多くの人にとって、「投票に行くこと」が参政権という感覚がありますが、候補者を応援することも、その1つです。
上記のように、公職選挙法という法律が活動を制限しますが、これさえ気をつけると、さらにディープな参政権を行使することができます。


実際、私の周囲でも、今まで市議会議員の名前を1人すら挙げることができなかったり投票にす行ったことのない友人たちが、選挙に関わることで、人が変わったように、市政に関心を持つようになっています。

こういう人が少しずつ増え、まちが活発になることを頼もしく思います。