じわじわと、見え始めてきました①

背後霊とかなんとかオーラといった、そんなスピリチュアルなものではありません。もちろん、南足柄には霊験あらたかなスポットはたくさん存在しますが…。
(余談ですが、今まで開催されてきた「六福寺めぐり」が次回から「七福寺めぐり」にグレードアップするそうな。私もまだ参加したことがないので、来年こそは!と思っているところです。)

さて、当ブログでもお知らせしましたが、先日、「岸本あつこ談話室」と銘打って、少人数での座談会を行いました。小学生の子どもを育てる友人と、壗下を中心とする地域の知恵袋となる方々と。
そこで、立場の違いによる様々な意見を伺うことができました。報告を込めていくつかに分けて記録しておこうと思います。

ボコボコ道と暗闇の公園

家の前の市道がボコボコだ、下水道がまだ来ない、近所の公園に街灯が全くない…個々の暮らしに直結する個別の案件です。壗下やその周辺だけでも大なり小なり出てくるものですから、市全体となると一体いくつになるでしょう。

インフラ整備はお金が物を言います。しかしながら、南足柄市は財政難で、どんなに言っても「金がない」の一点張り。これらを実現するには、何より財源の確保に努めなければなりません。

自治会の存続と防災対策

自治会に新規加入する世帯が減っているのと同時に、脱退する高齢者の世帯が増えているという現実。「村社会」から「グローバル化」への社会構造の変化の中で、近すぎる人間関係をできる限り避けたいのは現代人の性でもあります。私も、ここに家を建てるまではそちら側の人間だったかもしれません。

しかし、いざ自分の力では助けを求めることができない場面に遭遇したとき、いざ人の手に負えない自然災害が起こったとき、頼りになるのは紛れもなく「隣近所」だったり、自治会レベルの「狭い範囲の地域」だったりするのです。幸いにも私が生まれてからこの地域では大災害がなかったので、「隣近所」や「地域」の必要性を軽視してしまいがちになります。加えて、防災訓練が形骸化してしまうのもやむを得ないことです。

現代のライフスタイルや価値観に合った自治会の在り方と、実効性のある防災訓練を考えていかなければなりません。

仕事と育児の両立

生産年齢人口(15〜65歳の働ける世代の人々)の減少で女性の労働力が必要とされつつも、「育児は女性の仕事」という観念がまだ完全に更新されない現代日本。仕事をしている間はどうしても子どもを預けないといけません。

しかし、“隠れ”を含めれば、南足柄市には60名弱の待機児童がいるということが、今年1月のタウンニュース足柄版で報道されていました。https://www.townnews.co.jp/0608/2018/01/06/414252.html

加えて、子どもの体調が悪くなった時でも預けられる病児保育をお願いできる場所は市内にたった一つしかなく、しかも託児時間は8時半〜17時半。遠くに勤務してしまうと完全にアウトです。

一方、開成町では今年10月より、生後4ヶ月~小学校3年生を対象とした、7時半~18時半までの病児保育室が開所しました。残念ながら、利用できるのは上郡5町の住民のみ。お隣でありながら、南足柄市民は省かれているという虚しさったらありません。

それでも愛される?南足柄

自然が豊かで水もきれい。程よく田舎で、ちょうどよい町の規模。ちょっと頑張れば都会に繰り出せる距離にある。そして先述しましたが、ここ数十年、大きな自然災害が起こっていない。

ここで生まれ育っている人間には当たり前。でも、外から移住してきた人たちは、相対的に評価してくれます。ちなみに、上記の長所のほとんどは移住者の方々のご意見です。ただし、それらは市の政治とほぼ無関係なことばかり。そして不満の根本は、市の政治でどうにかすることばかり……。