オーガニックでまちおこし!?

9月22日・23日で国際フォーラムで開催されていた「オーガニックライフスタイルEXPO」。

オーガニックの野菜とかコスメとかにはまあまあ興味はありました。ただ、私が東京に繰り出した本来の目的は、同会場の別ホールで行われる「相棒コンサート」のためだったので、「おおっ、岸本あつこは意識高い系だ!」と感心してくださった方にはお詫び申し上げます……。

でも、せっかくなので覗いてみました。もちろん、試食もたくさんあったので。

そもそも、オーガニックって何ぞや?

「オーガニックライフスタイルEXPO」は、その目的として「国内のオーガニックを基本としたライフスタイルビジネスの健全な発展と更なる啓蒙普及」を掲げ、青果・海産・畜産、加工食品・飲料・酒のほか、アパレルやコスメ、住宅など、10のカテゴリーに分けられ、200を超える団体や企業が出店していました。その中には、有機農業を実践する高校や大学の姿も!
私たちのような一般客はもちろんのこと、飲食業者や商社の人など、多数の人々が来場していました。

それはさておき、オーガニックという言葉はよく聞くので、何となく知った気でいましたが、説明しろと言われると……なんか健康によさそう?環境によさそう?農薬使わないとか?……困る。そもそもオーガニックとは何なのか?

「オーガニックは、有機と同じ意味です。農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をさします。オーガニックが広まることにより、人や動植物、微生物などすべての生命にとって、平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現します。」(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会より)とのことです。

さらに、出店していた国際環境NGO グリーンピース・ジャパンからもらった「農薬と健康のひみつ」というかわいらしいリーフレットによると、
・実は日本は農業大国であり、EUなどで使用が禁止されている農薬が日本では逆行して規制緩和されているものもある。
・農薬は妊婦や胎児、乳児、幼児に影響を与えやすく、流産や早産、発達障害、先天異常、小児白血病、がん、パーキンソン病やアルツハイマー病などの疾病を引き起こす疑いがある。
など、挿絵のかわいさとは相反する、末恐ろしい内容が記載されていました。

木更津が、おもしろい町おこしをしている!

ところで、このイベントには自治体も出店していました。その名も「オーガニックシティきさらづ」。
木更津市と言えば、「木更津キャッツアイ」くらいしかない、千葉県の田舎でしょ?(上から目線でスミマセン……)と思っていました。

ところが!
調べてみたら、人口は南足柄の3倍以上で、アクアラインを通れば東京から1時間以内という素敵な田舎。(先ほどは超上から目線で本当に失礼いたしました!)「『持続可能な未来を創るため、地域、社会、環境等に配慮し、主体的に行動しようとする考え方』をオーガニックと捉え」てまちづくりを進めているそうです。それで、地元のブルーベリーや燻製醤油を携えて、役人がわざわざ東京までPRしにやってきたという。

11月にはオーガニックシティフェスティバルも控えている木更津市。オシャレなウェブサイトまで用意されていました。→ORGANIC CITY KISARAZU〜未来につながるまち〜
そして、コンセプトとして以下の文言が記されていました。

未来のためのまちづくりをはじめよう。
私たちがめざすのは、人と自然が調和した
持続可能なオーガニックシティ。
オーガニックは「生かす」こと。
生かそう。自然を、資源を。
生かそう。地域を、社会を。
生かそう。知恵を、伝統を。
生かそう。自分を、個性を。
生かすことで、自立し、つながり、循環がうまれる。
未来のために、できることからはじめよう。
人と地域の関係をアップデートしよう。
このまちに関わる一人ひとりが、
これから起こる変化の当事者になるために。
生かそう。
木更津は、ORGANIC CITYへ。

今あるものを生かすこと。
補助金と市税を使って、新しい箱ものを作るのではなく、今あるものを生かしてまちづくりをする。
こうした取り組みを参考にしすれば、木更津市より人口が少なくって都心からもちょっと時間がかかる南足柄市でも、何か見出すことができるのでは?

今あるものを見て、食べてきた。

実は前日、千津島の酔芙蓉まつりに出かけました。千津島の酔芙蓉
田園の中に咲く酔芙蓉を愛で、千津島のおじさんやおばさんが真心こめてつくった味噌おでんを食べ、千津島の農家の方々が汗水流して作ったお米やお野菜、漬物を買って帰りました。
味噌おでんをほおばる
南足柄にも、まだまだたくさん、生かせるものがあります。